やるせないときぃ~

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」

 

基本的に本か購入品の紹介をしている当ブログですが、せつなさとやるせなさがピークになった時にブログをしたためがちです。

 

でも、そのしたためたやつwは、下書きして、改めて読み返すと、超絶不定愁訴だったり、誰も幸せになれねーなー的どす黒い文章で削除するのがデフォです。

 

 

 

しかしこの場をお借りして、何度も書いたものの、THE削除対象だった、コミック『東京タラレバ娘』の感想を書いてみようと思います

 

ドラマ化もされたし、いろんな方面で物議を醸し出した作品でしたが、私は圧倒的に不快感を抱いた批判派です。

 

この作品によって、平凡に生活してる独身女性の心がいかにかき乱されたかと思うと、辛い。

軽い犯罪者ばりの罪悪感を、なんで普通に暮らしてる人が感じなきゃいけないんだよ。

 

もやもやは、今年の3月頃に男性の女子マンガ研究家の小田真琴さんが言語化してくださり、本当、偶然見つけたコラムでしたが、救われました。

 

 

タラレバを読んで腹が立った、傷ついた、ショックを受けたという人は、どうか今すぐ読むのをやめてほしい。これはあなたたちのための物語ではない。「刺さる~」と言いたい人だけが読めば良い。

 

私も、SNSに表紙と共に『刺さるぅ~』という一言を添えて写真をUPしてる人達の神経がよく分かりませんでした。

 

刺さるぅ~って何ですか?本当は何にも考えてないし、何より、本当は傷ついてるんじゃ?

 

とりあえずの刺さるぅ~で、どんだけ自分で考えることを放棄してんだよと。

 

派手なマネキュアに、鈍い発色のガーランド(ロフトじゃなくてダイソーで買ったんだろうな的な)をバックに撮られた写真を見る度に、同じ人の投稿じゃ無いことに驚いてました。

 

各種の言い訳を著者は自分のコミックの巻末おまけマンガで書き垂れてたそうですが、

 自分のコミックを買う人しか目を通せない場で発言するって。

 

「別に私は『女は結婚しなきゃダメ』とか『女の幸せは男で決まる』とか『結婚できない女はかわいそう』なんて全く思ってません」

 

 

もうこの人、表現物は誰かを傷つけるという意識が欠落してるなと思ったし、

このコミックでこの人に負の感情をいただいた人って相当、いると思います。

 

この著者のこれからの人生って碌なもんじゃね~♪と、剛☆長渕が流れてきます、バンギャだけど。

 

タラレバ娘がリアルで、逃げ恥はファンタジー、と称している人達もいたようですが、

確かにひらまささんみたいな男性・・・なかなかいないわね。

 

私はみくりが正社員になった時、これからはCEOですね!と言って会議を開くシーンが好きなのですが、

こういう発想と共に言葉にして行動に移してくれる男性・・・そうね、なかなかいないわね。

 

でも、がさつに分類すれば、特に私より若いアラサー独身女性には、

そういう思いやりのある男性はいない、タラレバが現実!というメガネをかけて欲しくありません。

(世代を特定しているつもりはないのですが)

 

そういうメガネをかけると、世の中がそういう世界にしか見えなくなります。

 

30代前半の色々な経験で、人様の幸せを願うことって割と傲慢なことだと気づきました。

 

私ができることなんて、健康を願うぐらいのことだと。

 

逃げ恥と重版出来は電子書籍デビューしたら購入すると決めている作品です。(あと、安野モヨコシュガシュガルーン

 

世界にはもっとすてきなマンガがたくさんある。(中略)

 

他者の生を罰し、毀損し、自由に対して制限をかけようとするマンガを、私は心底軽蔑する。

 

 私がこの作品で、怒りを感じたり悲しかったり心配したり等々の言語化できないもやもやを言語化してくださった小田真琴氏には、本当、感謝してます。

 

このコミックを読んで胸がざわめいた女性達に、上記のようなメガネをかけて欲しくないことと、健康を祈っています。

 

これからぐっと寒くなりますね。今年はちょっと本格的なチャイデビューを目論んでいます。